QLOOKアクセス解析

 熊本の不動産のことなら                                            

 株式会社 松田不動産   

            熊本県知事(7)2653号      熊本市南熊本3丁目11番2号TEL096-362-3392 FAX096-372-5781                                               

 

     販売 

      住宅用地

      商業用地

      住宅

      事務所

 

    賃貸 

      駐車場

      資材置き場

      事務所

      店舗

      マンション

      戸建


 

 

 

 

TOP

社長の独言(11年-3月)

社長の独言

(11年‐2月)

 社長の独言

(11年-1月)

 社長の独言(12月)

 社長の独言(11月)

 社長の独言(10月)

 社長の独言(9月)

 社長の独言(8月) 

 社長の独言(7月) 

 社長の独言(6月) 

 社長の独言(5月)

 

 社長の独言(4月) 

 社長の独言(3月)

     

 社長の独言(2月)

 

 

家創り・人創り・心創りを応援します。

                             会社ご案内   会社設立    1984年

                                     資本金     2000万円

                                代表取締役  松田博彦

  よろしくおねがいします                    

                         matsuda@bronze.ocn.ne.jp

              

 
     ☆ ココもクリックしてね ☆  
 
 
 
 
 
 

  
     (社長の毒言)

    

           2011428 日 論説副委員長・高畑昭男 

                      「レベル7」の究明と検証を

   何とももどかしい思いで管内閣の大災害対策を見ている。

   管内閣が能力不足という以前の問題だ。

   パフォーマンスばかりで中身がないから、遅々として進まないのだ。

   誰でも指摘しているところだが1か月過ぎても何も変わらないのだ。

   痺れを切らした国民は首相のすげ替えを要求しだした。

連休明けには何らかの動きがあると見た。

動きがなければ政治家はいらない。

国民の要求にこたえるのが政治家の仕事だから、与党中にも同調者が

出てくるであろうし、野党と足並みをそろえて倒閣に走るだろう。

当の管氏は、あと2年は首相をするつもりだ。

「大震災のおかげで管政権の寿命が延びた。自分の手で収束させたい。」と

本人が言っているからだ。

こんなに国民から離反した首相も珍しい。国民の声を全然気にしないからだ。

倒閣運動が起きるのも無理はない。

早く首相を挿げ替えて、迅速な対応をしていただきたいものです。

 

 

東京電力福島第1原子力発電所事故への政府対応に、国民の誰もが

歯がゆい思いを募らせている。

最大の原因は、菅直人首相を筆頭に民主党政権の誰にも体を張って責任を

担う姿勢がみえないことだろう。

 

   安定化への工程表も、詰まるところ民間がまとめたメニューだ。

発表には、政権中枢の誰も同席しなかった。内外への情報発信や説明も、

官邸、東電、原子力安全・保安院のバラバラ会見が1カ月以上続いた。

 

   首相は海外紙への寄稿で「原発をできるだけ早く制御することが

私の最優先課題」とPRしたが、国会では「全力を挙げて東電に協力する」と

しか言わず、「私の責任で完遂させる」と確約しようとしない。

 

   住民被害、首都圏の電力供給、国際的影響など、どれをみても国家の命運が

かかっている。現場は専門技術者に頼るしかないにしても、

これだけ重大な国家的作業を企業の判断と采配に委ねたままでいいのか。

          

   民業と国家の関係は悩ましい。

1年前、米メキシコ湾で起きた英メジャー(国際石油資本)BPの

原油流出事故の際も、「政府は指をくわえているのか」と批判が出た。

 

   だが、少なくともオバマ大統領は国家安全保障会議(NSC)を開いて、

直ちに沿岸警備隊司令官を現地対策司令官に任命した。約1カ月後、

超党派の大統領(調査)委員会を設置し、「6カ月以内の原因究明」を

約束した。

40日後、環境破壊などの疑いで司法省が刑事捜査に入った。

 

   47日後、「業界のペット」と呼ばれていた政府の油田監督機関を

       即時解体し、 新組織の長に連邦検事を指名した。

       大統領自ら交渉して賠償基金を設置させた。

科学・工学・環境の専門家らの事故対策委を設けて、復旧に多くの知恵を

凝集させた。

           

   2カ月あればこれだけできる。

民間の事故でも、「国家緊急事態」と即断して対応を一元化し、

責任ある行動と結果を次々と示すのが国家指導者たる道だろう。

東電にどなり込み、海外紙に署名入りの感謝広告をばらまく

パフォーマンス政治の連続では国民の信を得られない。

 

   原発をより安全にして信頼を回復するには、保安院など監督機関の

解体的再編も検討すべきだし、「レベル7」に至った原因究明も不可欠だが、

どちらも空白に近い状態だ。

長期的には、首都圏2千万世帯の電力供給が一巨大企業に

委ねられている現状の見直しも必要ではないか。

 

   大恐慌時代、ニューディールで知られるルーズベルト米大統領が

テネシー川流域開発公社(TVA)を設立した動機は、

ニューヨーク州知事時代に電力企業の独占と横暴に心を痛めた経験が

原点だったという。

 

   政治との癒着や独占の弊害を防ぐために国家の責任で発電を行い、

地域の電力会社に安価な電力を供給する。TVAは地域開発、

失業救済にも貢献した。「官業は非効率」とされがちだが、

今も連邦政府保有で

年収100億ドルの優良企業体だ。

            

   日本の国家安全保障の観点からも首都の電力体制を見直し、発電・供給の

分離や多角化を考える時ではないか。

テロや事故に備え、国家が一元的責任を負う態勢も強化してもらいたい。

経営拠点も地元に移し、住民の身になって経営陣が汗をかき、

安全を徹底する姿勢を望みたい。

 

   その第一歩は、事故調査機関の早期設置だ。東電や政府がとった対応を

国を挙げて一から再検証することが必要だ。その中で首相の

責任もみえてくる。

 

 

 

           20110427日 震災があぶりだす「真のトモダチ」

   真の友達は困っているときに助けるものです。 

   しかるに中国と韓国とロシアはどうもそうではないらしい。

   理由は明白だ。

   韓国は竹島の領有権を主張し実効支配を進めているし、

   ロシアはたびたび日本の領海すれすれまで戦闘機を飛ばせているようです。

   中国は放射能に汚染されていると因縁をつけ、日本からの食品の輸入

      止めているからです。いずれの国も歴史的因縁のある国で、

      日本人が嫌いな国なのです。

   私たちも、仲良くしたくない国のトップクラスなのだが、

      相手もそう思っているのでしょう。

      

   しかし民主党政権はどうもそうではないらしい。

   中国系、韓国系の方から政治資金を集めているためか、異常に気を遣い

      親密な態度なのです。

   日本人にあるまじき態度で接するのを見ていると、不思議な気がします。

   よくこんな政党に政権を任せたものだと不思議に思います。

   異様さに気がつかないうちに選んだのでしょう。

   次の選挙ではみんな学習しているから、民主党を選ぶことはないと思うが、

   それでも革新系や、労働系の方は民主党を選ぶでしょうね。

   学習能力が欠けている思い込みが強い方ばかりだから正常な判断が

      できないのでしょう。

   しかし日本は民主主義の国だし、過半数を制した政党が政権を

      握るのだからその結果に従うしか方法はありません。

   次の総選挙では国民はきっと賢明な選択をしてくれるでしょう。

 

   甘い言葉に気負つけよう。

   マスコミの言うことに気を付けよう。

   福祉ばかり言う人に気を付けよう。

   このことを守れば賢い選択ができます。

           

鈴木馨祐 プロフィール

 

自民党所属/前衆議院議員

小泉チルドレンの一人。83会所属。

 

 「困難にあるときほど、味方かそうでないかがはっきりする」。

これは何も一人ひとりの個人のみならず、国もまた同じです。

 

   支援とは名ばかりで、実際には旅行ツアーの禁止や禁輸、

あるいは誤った風評の意図的発信で日本のマイナスを大きくしようとしたり、

領土の問題を自国に有利にしようとここぞとばかりに攻勢をかけてくる国。

支援のために軍が大規模な動員をし、首脳が被災地を訪問し、

あるいは桁違いの義援金を提供し日本応援ツアーを企画してくれる国。

だんだんと実態が明らかになってきています。

 

 近隣国でも、アメリカ、オーストラリア、台湾といった国と、中国、北朝鮮、

韓国、ロシアといった国。

今回の震災、原発をめぐる各国の動きを、我々はしっかりと記憶に留めて

おかねばなりません。

           

   もちろんどの国がどのような意図を持っているのかを図りづらいのが

      外交です。

常に、各国の能力と意図を正確に把握しておかねばならないのは、

外交、安全保障の基礎です。しかし今回の震災をめぐっての動きは、

このわかりづらい各国の「意図」を図らずも明らかにした、

といえるのかもしれません。

 

   「禁輸」の問題についていえば、皆さんの多くが疑問に思っているのは、

「自国産の牛乳に毒物が混入して乳児が何人も死んでいる中国が、

なぜ日本産の農作物の輸入を突出して制限しているのか」と

いうことではないでしょうか。

 

   「衛生と植物防疫に関するWTO協定」は科学的根拠無くこのような

制限を課することを禁じています(article2 paragraph2)。

しかも過去の事例をみてみると立証の責任は制限をかけている側の国に

あるようです。

           

   政府として速やかにWTOに正式に提訴する必要があるのではないでしょうか。

なぜ手続きをいまだにとらないのか?

国民に説明しているように、出荷している農作物には健康上の被害が

無いという事が明らかなのであれば、風評被害を抑える為にも、

速やかに正式な手続きを取るべきです。

 

   普通に考えれば、このような重要な問題でとるべき公正な手続きを

国際社会においてとらない理由は限られています。

政権が国民に対してしている「健康上の影響は無い」という説明が

ウソであるか、政権が中国に対して異常な配慮をしているかの

どちらかです。うやむやにするわけにはいきません。

 

 

 

           2011426 日菅直人首相はウソつき

 

   管首相が無能なのはみんな知っている。

   誰かが言っていた。無能に2通りあるそうで、

      自分が無能と知っている馬鹿と ,知っていない馬鹿だそうだ。

      管首相は自分が無能と知っていない馬鹿だそうだ。

実にその通りです。

この宰相は歴代の首相としても最悪の馬鹿なのです。

前の首相の鳩山氏と12を争う馬鹿なのです。

民主党には人材がいないのです。

せっかく政権を付与されても運営ができないのです。

素直に「能力がありません」といえばいいものを、自分はなんでも詳しいと

見栄を張るのです。

江戸時代のバカ殿と同じなのです。

バカ殿の時代の庶民は苦労するのです。

こんな時に黄門様が現れて、懲らしめてもらえればいいのだが、

黄門様が現れるのが、あと2年半後だから、庶民はただ耐え忍ぶだけです。

   そのうち政権そのものが瓦解して、消えてなくなる事もあるかもしれません。

   地道な反政府活動をしなければならないでしょう。

   いずれ、民意を解さない政権は消え去るのみですから。

            

 

 

菅直人首相はウソつき、「ぶら下がり会見」を嫌うなかで松本健一

内閣官房参与の悲劇が起きた

 

 

板垣英憲

 

.◆マスメディアと一部メディアとの間でいま、 2つの意見が激突している。

朝日新聞、読売新聞、毎日新聞など

マスメディアは、 「たとえ菅直人首相に指導力がなくても、

有事なのだからみんなで協力しなくては ならず、

政権交代させるべきではない」と言い張り、夕刊フジや日刊ゲンダイなど

一部メディアは、「無能無策な菅直人首相を退陣させて自民党の

谷垣禎一総裁を 首相にして急いで大連立政権を樹立すべきだ」と

提唱している。

 

   この2つの意見の違いの核心は、「時間認識の違い」にある。

前者は、「被災者を犠牲にしてでも、時間をかけて復興させればよい」、

後者は「被災者の我慢も限度があり、待ったなしだ。

速戦即決、復旧作業はスピーディに行うべきだ」という。

 

   この時間認識の違いから、一種の「悲劇」が生まれたのである。

それは、内閣官房の松本健一参与が、菅直人首相に「梯子を外される」という

事件だ。

             

   松本健一参与が菅直人首相がとの会談後、記者団に囲まれて、

「首相が原発周辺に20年住めないと発言していた」と語ったのが、

避難民の反発を呼んだことから、松本健一参与が前言を翻し、

「自分の発言だった」と訂正した。当の菅直人首相は、「言っていない」と

強弁したのである。

 

   この騒ぎを聞きつけた渡部恒三最高顧問までしゃしゃり出てきて

「松本参与を首にしろ」と菅直人首相弁護に駆け回る始末だ。

菅直人首相は、「えらい迷惑をしている」とシラッとしている。

 

   どちらがウソつきなのか。客観的に見て、菅直人首相が、

ウソつきであることは、歴然としている。少なくとも、

松本健一参与は、社会科学者である。ウソを仕立てるはずがないからである。

もともと松本健一参与は、いまや冷たい関係にある仙谷由人官房副長官

(東大で同級生)が連れてきた学者である。

都合が悪くなれば、菅直人首相はいつでも切って捨てることのできる

状況にあった。

それは、菅直人首相にとっては、朝飯前、お手の物である。

かくて、松本健一参与は、ボロ雑巾のごとく、捨てられる運命にある。

            

   ついでながら言えば、松本健一参与は、記者団相手にコメントする際の

テクニックに疎かったのが、災いした。首相と番記者との関係が正常ならば、

首相も、首相の面会者も、こんなヘマなことは決してしないからである。

首相執務室から、退室した面会者は、番記者に取り囲まれて、

「いまどんなお話をされたのですか」と質問される。だから、

退室するに当たり、首相と面会者は、何を話し合ったかについて、

「口裏」合わせておくものなのである。大体は、肝心要の話を秘密に

しておき、 いかにも当たり障りの話題だったように、はっきり言えば、

ウソで固めたシナリオをつくって、退室する。面会者が去った後、

首相執務室から出てきた首相に対して、番記者は、同じ質問をする。

そして、双方の言葉を比較して、チェックする。ただし、番記者たちは、

首相と面会者が、まるっきり「本当のことをしゃべつていない」と

疑いつつも、 それらを本社のデスクに報告、連絡するのである。もちろん

本当の会談内容を突き止めるために、本人たちを含めて関係者のところに

夜討ち朝駆けをかけ、その取財のなかかから、特ダネをつかむのだ。

            

              (板垣英憲氏)

◆今回、菅直人首相が、「言った」「言わない」の言い逃れをして、

松本健一参与を「悲劇の主人公」にしてしまった最大の責任者は、

言うまでもなく菅直人首相自身であった。それはどういう意味かと言うと、

菅直人首相が番記者に対する日々の「ぶら下がり会見」を嫌がっていることが

原因になっていたからである。

つまりは、面会者との間で、「口裏」を合わせていなかったことから、

松本健一参与が、あまりにも正直に、会談のなかでのやり取りを

素のまましゃべってしまったのである。

それが、ストレートにマスメディアに伝わり、思いがけず、

大きな反発という反響を招いたのである。故に、すべての責任が、

ぺらぺらしゃべった松本健一参与にあるのではなく、

「口裏」を合わせていなかった菅直人首相にあるということである。

それをわざわざ覆して、自分だけいい子ぶりを振り撒いている

菅直人首相という政治家は、卑怯者である。

こんな首相を守ろうとしているマスメディアや多くの国民は、

被災民を棄民にする共同共謀正犯と断じて過言ではない。

かわいそうなは、我慢を強いられている被災者たちであり、

松本健一参与であった。

 

 

   菅直人首相が、「ぶら下がり記者会見」をいつまでも嫌い続けていると、

今回のような事態は、いつでも起こり得るのである。そこから、

綻びが生まれて、ウソつき菅直人首相は、退陣へと追い込まれて行く。

 

 

 

 

           2011425日 大川小の先生、最後まで教え子と…

   自然の猛威に対して人間は無力だ。

   どんなに自然を克服しようとしても、それを上回る自然の驚異がある。

   しかし人間が自然を克服しようとすること自体不自然なのだ。

   人間も自然の一員だし、それを受け入れる以外にない。

   そうすることがいいと考えると、自然から逃れることを考えるのではなく、

   自然をそのまま受け入れるほうがずっといいのです。

   だから津波が来るようなところには住まない。

   津波が来るようなところからはすぐに逃げられるようにしとく。

   地震があってもがけ崩れするようなところには住まない。

   川の氾濫があっても流されるようなところには住まない。

   色々考えることが多いが、人間の欲望は限りなく、危険があっても

欲望を達成しようとする。

危機に面しないと理解しないらしい。

しかし命を落とすのであればどんなに欲望があっても意味がない

ことなのです。

自然とともに生き、自然とともに死ぬ。

これが一番無理のない考え方のように思えるが・・・・・・? 

      

新しく赴任した小学校で校庭の桜を見る、亡くなった大川小教諭の妻=

18日、 宮城県石巻市

   毛布に包まれ、ブルーシートの上に横たわる夫の顔は眠っているようだった。

「目の前の子供たちを助けてやれなくて、本当に悔しかったね」。

検視が終わっておらず、触れることもできないその顔を見て、思った。

 

            

妻も教師「負けない」

 

 

   宮城県石巻市の小学校に勤務する女性教諭。夫は同じ市内にある

大川小の教諭だった。

 

   女性教諭はちょうどクラスの子供を帰すところだった。

突然の大きな揺れ。子供を保護者に引き渡した後は学校に泊まり込み、

避難住民の対応に当たった。

携帯電話が使えず、夫と連絡が取れなかったが「同じように学校に付きっきり

なんだろう」と、気に留めなかった。

 

   3月17日、知らせを受け、遺体安置所に。

顔を見るまでは信じたくなかった。

髪の毛は汚れていたが、きれいな顔だった。

わが子を捜す親が夫を見つけ、泥をぬぐってくれたと、後で聞いた。

 

   後日、訪れた大川小。

職員室、そして夫が教壇に立っていた教室へ。

好きだった図画工作の資料。

手書きにこだわった学級通信。

いくつもの形見を手に取った。

 

   そんなさなかに、石巻市の別の小学校への異動を命じられた。

赴任した小学校も、また被災地だ。多くの避難住民が同居し、

家族や家を失った子供たちが自分を待っている。

 

   泣いている場合じゃない。

自分に言い聞かせるが、時々、心が折れそうになる。

校庭に立つ桜を見て思う。

「津波が来ても桜は咲くんだな。負けなかったんだな」

             

息子の教え子捜索

 

 

   子供の手掛かりを捜す母親らに交じって歩く初老の男性がいる。

大川小で亡くなった4年生担任、佐々木芳樹さん=当時(27)

=の父、栄朗さん(69)。

息子が受け持っていた17人のうち、5人が助かり、11人が亡くなった。

今も不明の女児1人を見つけようと歩き続ける。

 

   1カ月以上たっても周囲は水が引かず、ぬかるみが残る。

長靴姿で、手にはがれきをかき分ける棒。

いくつもの水たまりや土砂の山を前に「どこにいるんだかなあ」と

いう声が漏れた。

 

   芳樹さんもなかなか見つからなかった。

手掛かりを得ようと訪れた遺体安置所では1日に120〜130体も

見ることがあった。

「早く身元が見つかるといいね」「僕も捜しているんだよ」。

1体ずつ、心の中で声を掛けた。

津波から17日後にようやく息子が見つかった。

犠牲になった子供たちのすぐそばだった。

「最後まで子供と一緒だったのか」

 

   芳樹さんは10歳になる4年生に対し「2分の1成人式」を実施。

全員が両親への感謝の気持ちを話す場面を録画して配った。

 

   捜索に疲れて帰りかけた時、行方不明の女児を捜しに来た両親と

      偶然出会った。

2分の1成人式など、いくつもの思い出を語ってくれた。

「娘は『楽しかった』って言っていましたよ」。胸がいっぱいになった。

 

 

 

 

          2011422日 作家・堺屋太一 官が定めた安全基準の落とし穴

 

堺屋太一氏は警告している。

民主党が選挙ごとに惨敗しているのは、国民を裏切り官僚主義に

陥っているからだ。

かって自民党が負けたのもこの理由からだ。

官僚主義が完璧なわけはない。しかし国を動かす人材として優秀な官僚が

跋扈しているのも事実だ。官僚抜きには政治は一歩も進まないのだ。

優秀な官僚がいることは決して悪いことではない。

社会が複雑になるほど、法律を巡らせなければ何もできないのも事実なのだ。

専門家の助言がなければ世の中が回らないものだが、専門家は

自分の殻の中だけは詳しくても、その他との整合性ができない。

そこに政治が必要なのだ。政治家は選挙で選ばれるのだから、

自分の行動にいつも責任を負っている。

そこが官僚と違うところで、官僚は責任がないのだ。

責任のない官僚の言うことを鵜呑みにしてはいけない。

その点を国民は見ているから、民主党の惨敗があるのでしょう。

 

 

   ≪官の虜となった民主に鉄槌≫

 

   4月10日に行われた統一地方選で、与党の民主党が惨敗した。

知事選では、独自の公認・推薦候補を1人も当選させられなかった。

府県会議員選挙では、自民党と並ぶ「1000人規模の当選者」を目指すと

豪語していたが、結果は346議席。選挙前より11人の微増にとどまった。

 

   これに対し、大阪府の橋下徹知事が提唱する大阪府市合併の「大阪都構想」を

推進する「大阪維新の会」は、大阪府議選で過半数を獲得、大阪市議選や

堺市議選でも第一党になった。日本国民は民主党を嫌い、変革を求めている。

 

   21世紀に入ってからの国政選挙を振り返ると、与党が勝利したのは、

2005年の衆議院選挙における小泉自民党だけだ。

この時、小泉純一郎・自民党総裁は改革を唱えて実行もした。

官僚たちが嫌がった郵政や高速道路公団を改革し、財務官僚の

望んだ消費税の 引き上げを拒んだ。

            

   ところが、小泉氏が引退したあと、07年の参議院選挙では自民党は後退、

09年の衆議院選挙では歴史的な惨敗を喫した。

安倍晋三、福田康夫、麻生太郎と総理総裁が代わる間に、自民党は

改革の気概を失い、官僚言いなりの無気力政党になっていたからである。

 

   これに対して、民主党は、「予算の無駄遣いをなくすことで7兆円の

財源を搾り出せる」と豪語、子ども手当や高速道路の無料化、農家への

戸別所得補償などの新政策を打ち出した。

国民は半信半疑ながら、何がしか新しいことをしてくれると期待した。

その結果が09年の衆議院選挙での308議席である。

 

   しかし、国民は裏切られた。民主党政権は、たちまち官僚の虜

(とりこ)となり、天下りや現職出向を盛大にやり、各大臣は

官製原稿を喃々(なんなん)と読むばかりだ。

予算仕分けをテレビ中継で見せたが、筋書きは財務省の制作だから

既成予算を7000億円ほどしか削り込めなかった。

これでは自民党時代の見直しと大差がない。

             

   ≪官主導脱せぬ自民も復活せず≫

 

   「公務員給与総額を2割削る」などは全くの虚言だった。

そのうえ、外交防衛分野では、沖縄の基地問題でも、尖閣諸島や北方領土の

問題でも、無知と情報不足を露呈した。

 

   結局、民主党政権は、官僚任せしかできないことが判明したのである。

 

   その結果、民主党は、10年以降のほとんどの選挙で負け続けている。

10年7月の参議院選挙では、選挙前の54議席に対して当選は

44議席だ。

同年10月の北海道の衆議院補選でも敗れたし、和歌山の知事選や福岡、

金沢の市長選でも負けた。

今年に入ってからの愛知県や名古屋市の地方選挙でも惨敗続きである。

           

   それでは、自民党が大いに復活しているかといえば、必ずしもそうではない。

41府県会議員の選挙で自民党が獲得した議席は1119、

民主党の3倍とはいえ、前回当選数1140を下回った。

議席を大幅に伸ばしたのは、前述の「大阪維新の会」や愛知の「減税日本」、

それに公務員改革を提唱する「みんなの党」である。

 

   小泉政権以来の選挙の流れから読み取れる国民の発するシグナルは

はっきりしている。改革、特に官僚主導からの脱却である。

 

   福島第1原発の事故が収まらない。

実は、ここにも官僚主義の欠陥が見える。

            

   ≪復興にこそ「民の声」生かそう≫

 

   私はかねて、原発の必要性を認めながらも、日本のやり方を批判してきた。

日本の考え方は基準主義、官僚が定めた安全基準を満たせば、

「事故はあり得ない」とするものだ。日本やロシアはこの考えに立っている。

 

   アメリカやフランスは確率主義だ。ここまでの安全対策を採れば

事故の可能性は1億分の1か10億分の1になる。だが、

ゼロでない限り、非常時対策は要る、とするものだ。

 

   日本の発想は「官僚の無謬性(官僚は間違わない)」という前提に

立っている。このことは原発に限ったことではない。建築や道路も

同じである。

 

   「日本の道路は国の基準に適(かな)って造ってあるから絶対に安全だ」と

いわれたが、阪神・淡路大震災では高架道路が横転した。

 

   今もほとんどの地域で行われている義務教育の通学区規制もそれだ。

官僚が定めた基準で校舎を造り、教科書を定め、国家試験に合格した

教師が教えるのだから学校格差はないはず、「官僚が定めた学校に行け」と

いうのである。

            

   外国に比べて寄付の税制控除が制限されているのもそれ。

世のためを思うのならまず納税をしろ。

公共のために一番上手にお金を使うのは官僚だからまず税金を払え、となる。

 

   21世紀に入ってからの数々の選挙で国民が叫び続けてきたのは、

「官僚には任せられない」「官僚主導の政治を脱却してくれ」という

叫びである。

 

      大震災、大津波、原発事故の三重災害からの復興にこそ、民の声を

       生かそうではないか。(さかいや たいち)

 

 

 

 

 

          2011421日   震災孤児に里親希望者相次ぐ 一方で

                    「離郷」に懸念の声も

     

      震災被害で両親を失った震災孤児が103人のいると聞いて、

      胸が痛い。

   子供たちの心が動揺しているからだ。

   いずれ親戚に引き取られるか、養子縁組で引き取られるか、

施設に行くかになると思うが、心の不安は、幾ばかりかと思う。 

養子縁組がうまくなったとしても、心の壁が取り払われるのには、

養親の努力もあるが、社会の温かい配慮も必要だ。

特に学校や、友達、先生などは温かい心で接していただきたいものだ。

周囲の配慮で心の屈折が小さくなり、子供が成長して周囲のみんなに

恩返しができるといいのです。

受けた恩に対して恩返しができるような人になって頂きたいですね。

人間は集団で生活する生き物で、一人では生きられないのがこの世の中です。

多くの人に助けられて、お互いを磨きながら成長し、大人になれば社会の中で

仕事をして生活するのです。その一員として立派に成長することも

望むものです。

 

 

【東日本大震災】

 

   東日本大震災で両親が死亡もしくは行方不明となった「震災孤児」を

支援する動きが全国で広がりをみせている。

全国里親会(東京都港区)が孤児の受け入れ可能な家庭数の調査を

始めたほか、

同会には里親登録の希望者からの問い合わせが相次いでいる。

各地から子供への支援の声が上がる一方で、専門家は「なるべく

住み慣れた地域から子供を引き離すべきではない」と指摘している。

(岡嶋大城、荻窪佳)

             

   ■阪神上回る103人

 

   自宅のあった場所には、土台が泥に埋まっていた。

宮城県石巻市のがれきの中で武山翔平さん(19)、優希さん(17)、

直樹さん(13)の3人は立ちすくんだ。両親と祖父は波にのまれ、いない。

 

   震災で両親を失った18歳未満の子供を「震災孤児」という。

優希さんと直樹さんは震災孤児になった。

3人は親戚の家に身を寄せる。

直樹さんは一時、首まで水に漬かった。

翔平さんは「どうすればいいか分からないが、3人で生きていきたい」と

話す。

           

   今回の震災では多くの震災孤児が生まれた。

厚生労働省の18日のまとめでは、孤児の数はすでに阪神大震災の68人を

上回る103人。祖父母ら親族らが県外に連れ出して保護している場合

などがあるため実態把握は困難で、さらに増える可能性が高い。

京都府立大の津崎哲雄教授(61)=児童福祉学=は

「孤児の数は阪神大震災の2〜3倍にのぼるだろう」とみている。

 

震災孤児に里親希望者相次ぐ 一方で「離郷」に懸念の声も

 ■問い合わせ急増

 

   これらの震災孤児に対し、「里親になりたい」という問い合わせが

関係機関で急増している。

 

   他人の子供を養育する里親の組織「全国里親会」によると震災直後から

「どういう手続きが必要か」「里親になるまでにどのくらい日時が

かかるのか」と いった電話が一日に5、6件かかってくるようになった。

 

   夫と2人の娘と福島県いわき市で暮らす主婦、小川美代子さん(45)も

里親を希望している。

 

   小川さんの自宅から車で5分ほど走った太平洋沿岸部は津波でほぼ

壊滅状態となった。小川さん宅は被害を免れたが、「もし自分の子供が

両親を失っていたらどうしただろう。

施設ではなく、一般の家庭で育ってほしい」と思い、夫や娘と話し合って

養育里親になろうと決めた。

 

   今は児童相談所や自治体で手続きなどの相談をしている。

             

   ■二重の喪失感

 

   しかし、急増する里親希望者に懸念の声も上がっている。

 

   里親登録までには調査などで数カ月から半年程度かかるが、

全国里親会など関係機関には里親希望者の一部から

「手続きを簡素化してほしい」という声が寄せられているというのだ。

 

   3月に被災地を視察した同会の竹中勝美さん(54)は

「善意を疑うわけではない。しかし、大切な子供の命を第三者に

預けるのだから、制度を簡略化できるわけないのに」と話す。

 

   里親希望者は全国にわたるが、孤児を故郷から引き離して育てることにも

慎重な判断が求められる。阪神大震災後、故郷を離れざるを得なかった

孤児が被災と離郷の二重の喪失感を味わい、体調悪化を訴えたケースが

あったからだ。

 

   阪神大震災の孤児調査を行った筑波大の樽川典子准教授(58)

=家族社会学=は「家族や友人との思い出がつまった土地を離れるのは

大きな決断。安心な所に移ればいいというものではない」と指摘している。

 

   

 

   ■里親制度 保護者のいない子供や保護者による養育が適当でないと

判断された子供を育てる「養育里親」と、祖父母など3親等以内の

親族が養育する「親族里親」、虐待などで専門的な援助を必要とする子供を

養育する「専門里親」に大別される。

里親家庭はそれぞれの区分や子供の受け入れ人数に応じ、

手当や生活費などを受け取る。

 

 

 

 

          2011419 日 負けないで 被災者励ます市職員、

不明の27歳妻捜す休日「じき会える」

   

   妻と子供を失った夫は一瞬にして家族を失い、

      途方に暮れているに違いない。

   男が残されることは一番みじめだ。

   現実を受け入れられないのかもしれない。

   そんな状況の方がたくさんいるのだ。

   心の傷は一生続くに違いない。

   立ち直る道は、新しい家族を作ることだ。

   新しい生活を始めることだ。

   過去は過去として心の奥深くに刻み込み、未来に向かって

      一歩踏み出すことだ。

   そこには未知のものがある。

   新しい芽吹きがあるのです。

   人生には諦めが肝心です。そこから新しい道が開けるのです。

   宗教心があるのではなく、人生の生き方を言っているのです。

   新しい生活を始めることが、残された者の務めなのです。

亡くなった方はそれを望んでいるのです。

 

 

【東日本大震災】

 

 

西城卓哉さんと大津波にさらわれた妻由里子さん、息子直人ちゃんが写った

家族写真。

   「あの日」から1カ月が過ぎたが、なおも行方不明者は多く、

家族の心は休まらない。

宮城県名取市役所に「負けないで」と被災者へのメッセージを張った

同市職員、 西城卓哉さん(30)の妻、由里子さん(27)もその一人。

西城さんは休日のたび、各地の遺体安置所に足を運ぶ。

「いつか必ず帰ってくる」と自分に言い聞かせ、17日も車を走らせた。

            

 

「骨になると、わが子がこんなにも小さく…」

 

 

   周辺にがれきが残る自宅マンション。

部屋には、真新しい骨つぼがある。

中には7カ月の長男、直人ちゃんの遺骨が納められている。

直人ちゃんは震災から4日後に市内の遺体安置所で見つかったが、

県内の火葬場には空きがなく、3月下旬になって、ようやく山形県で

荼毘に付した。

 

   「骨になると、わが子がこんなにも小さくなるとは思わなかった…」

 

   自身も被災者でありながら、平日は公務員として被災者たちの支援に

全力を傾ける。一方で休日になれば、必ず各地の遺体安置所を車で訪ねる。

 

   自宅に近い実家にいた由里子さんが、直人ちゃんを抱いたまま

津波にのまれるところを母親が目撃していた。「由里子は抱っこひもをつけ、

直人を必死で守ろうとしていたそうです」

             

これまでに数百体の遺体と対面したが、手掛かりは見つからない。

「安置所で抱っこひもをつけた女性を見かけたり、遺留品の特徴欄に

『抱っこひも』

という記載があると、胸の高鳴りが治まらなくなる」

 

   《被災されたみなさん、苦しいけど 負けないで 職員S》

 

   被災直後、市役所玄関に張り出されていた西城さんのメッセージは、

別の場所に移された。市役所周辺では電気やガスも復旧し、

少しずつだが市民は普通の生活を取り戻しつつある。

 

   それでも、西城さんの心にぽっかりとあいた穴は埋まらない。

毎朝、目覚めると「ああ1人なんだ」と実感する。

この1カ月、日々の生活に精いっぱいで、どう過ごしたのかも

よく覚えていないという。

               

   17日午後も安置所に西城さんの姿があった。デートのとき、

由里子さんは待ち合わせの時間にいつも遅れてきていた。

「いつものことです。もうじき会えますから…」。

自分に言い聞かせるように、安置所に入っていった。

(吉田智香) 妻と息子を失った市職員 「負けないで」と呼びかけ

 

 

 

           2011418日 震災孤児「津波に負けない」 

                   両親失い…それぞれの旅立ち

        

      震災で両親を亡くし孤独となった子供たちはかわいそうだ。

   しかし天災なのだからとあきらめようにもあきらめきれないのが

      現実でしょう。

   心に空いた空間は一生癒されないかも知れない。

   親を亡くした子供は親から受ける心の教育を他人から受けることになる。

   「親はなくても子は育つ」とは言うものの受けた傷は大きい。

   周囲の援助で生活はしていくだろう、また年数がたち大人となるだろう。

   その時自分一人で大人になったのではないと思うだろう。

   その事をかみしめて、他人の為にその恩返しをすることで

      感謝の心を示すでしょう。

   人生はいろいろあります。幼い時に大きな傷を負った子供は天才になる確率が

高いと聞きました。色々悩むからなのでしょうか?

ともあれ、めげずに生きて行っていただきたいと思います。

 

 

 

 

 

明日に向かって。避難所となった宮城県石巻市の渡波小学校のグラウンドで、

夕暮れの空に向かって勢いよくブランコをこぐ子供たち

   震災で母を亡くし、父も行方不明となった宮城県南三陸町の高校3年、

村田龍生(りゅうせい)さん(17)は、鳥取県で暮らすことになった

弟の天翔(てんしょう)さん(15)の小さな背中を見送った。

もうこの町に家族はいない。一人、ひっそりと悲しみをこらえる。

             

   あの日、ミニバイクで海沿いの道を走っていた。

のけぞるほどの揺れ。潮が引き、海底が見えた。津波が来る。

山の方に逃げた。

 

   父の敏(さとし)さん(43)、母の慶子さん(43)はともに小学校教員。

「午後2時46分」。携帯電話に母からの着信履歴が残っている。

だが、何度かけ直してもつながらない。

友人宅で一夜を過ごし、高台の避難所に向かうと、町があった場所には

何も残っていなかった。

 

   弟は無事だったが、両親が見つからない。

祖母のところには地震直後、母から「勤務先の小学校近くにいる」と

連絡があったことを後から知った。

 

             

弟とも離れ離れ

 

 

   弟は鳥取県の祖母が引き取り、現地の高校に入ることになった。

3月27日。中学の卒業証書が入った学生かばんを握り締め、

大型バスに乗り込む弟に「頑張れ」と声を掛けると、弟は「うん」

とだけ答えた。窓越しに手を振り、見送った。

 

   母の遺体が、がれきと化した自宅近くで見つかったのは、

それから間もなくのことだった。

安置所で対面。

弟に母の死を伝えようと電話をかけると、既に伝え聞いていた。

 

   「入学式もあるし、火葬には来られないな」

 

   「うん」

 

短いやりとりだった。母は6日に荼毘(だび)に付すことが決まり、

高校の入学式は7日。

後で祖母から「布団の中ですすり泣いていた」と弟の様子を聞いた。

          

 

「阪神」経験者が支援

 

 

    阪神大震災で小学1年の時に両親を亡くした大学生、

西山雅樹さん(23)は、支えてもらったあしなが育英会の支援活動に

参加するため、近く宮城県に入る。

 

    大きくなった今、困るのは、明確な父親像がなく、大人の男性の

振る舞い方が分からないことだ。

「家族という切っても切れない関係が、僕には欠落している」

 

    ようやく最近「結局は自分でどう乗り越えるか考えないといけない」と

思い至った。周囲が本気で支えてくれたのは分かっている。

ただ、本音でぶつかれず、人の顔色をうかがって生きてきた。

              

    家族を再び失うのが怖くて「結婚はしない」と考えた時期もあった。

でも「自分こそ一番、家族を持ちたいんじゃないか」と思い始めている。

 

    「目標は父が生きていた年まで生きること。同じ年に並んだ時、

どんな景色を見てるんだろう。楽しみです」

 

    西山さんは避難所を回り、あしなが育英会の支援策を紹介しながら

体験を話す予定だ。夫や妻を失った人にも「負けないで」と

エールを送ろうと考えている。

 

    厚生労働省の1次調査によると、今回の震災で両親とも失った震災孤児は

8日時点で岩手、宮城、福島各県の計82人。阪神大震災の68人を

上回った。

 

    いずれかの親を亡くした子供の数は多過ぎて、把握し切れなていない。

 

 

 

 

           20114月 15日 民主党敗北 菅首相不信任は明白だ 

                       国難克服に政権を託せない

 

   菅政権は早急に退陣すべきだ。

   退陣こそが日本国益になるのです。

   こんなに嫌われた首相も少ない。

   国民の信任が得られていないからだ。

   参議院選挙で負け、統一地方選挙でも負け、あとは衆議院選挙を

待つのみだけど、まだ時間があるため、居直っているのだ。

その時までは、せめてもっとましな民主党議員による政権を受け入れる

以外にないのだ。

国民にとっては歯がゆいことだが、仕方がない。

次回の選挙まで選挙管理内閣を、民主党を中心として、自民党、公明党で

創る以外にないようだ。

政治の停滞は避けねばならない。

東日本の復興のため、早急に総意を結集すべきなのです。

 

 

 

   統一地方選前半戦の特徴は、民主党が全国的に総崩れになったことだ。

自民党は復調した。

 

   東日本大震災への対応で失政を続け、国難克服に指導力を

発揮できない菅直人政権に国民が不信任を突きつけたといえる。

首相の責任は極めて重大かつ明白だ。信任されていないことが

明確になった以上、首相は自らの進退を決断すべきだろう。

 

 

与野党対決の構図となった3つの知事選で民主党は惨敗した。

東京では自民党などが支援した石原慎太郎氏が4選を果たし、

北海道では自民などが推す現職が民主の推薦候補を破った。

岡田克也幹事長の地元、三重県でも民主の推す候補が敗れた。

 

 ≪石原氏の教育改革期待≫

 

   とくに、首都決戦で候補を擁立できなかったことが民主党の退潮を象徴する。

告示段階で新人候補への支援を都議会民主党で決めたが、

中途半端な対応では支持を広げることはできなかった。

 

   東京都は首相が選挙区を置くおひざ元でもある。

「不戦敗」は民主党が政権与党の機能を果たし得ないことを認めたに等しい。

 

   民主党は昨年末まで、「日本で最も大きな自治体で、民主党の候補者が

出ないのは考えられない」(岡田幹事長)として、候補擁立を

当然視していただけに、なおさらである。

 

   民主党は12都道県知事選のうち、10の知事選で独自候補を立てなかった。

党公認や推薦辞退も相次いだ。41道府県議選では、民主党が改選時勢力

(415議席)を大きく下回った。

 

   政権交代への失望が民主党への拒絶反応につながり、「民主党の看板」

では戦えない状況が全国に蔓延(まんえん)していることを証明している。

党の溶解といってよい。

            

   原因は明らかだ。ばらまき政策を並べたマニフェスト(政権公約)の

見直し一つとっても異論がくすぶり、党内がまとまっていない。

首相は意見集約に動くこともなく、問題を棚上げしている。

 

   震災対応でも、「政権延命を優先させている」と自民党に判断されたために、

党派を超えた協力関係をいまだに構築できない。

首相の失態ははっきりしている。

 

   岡田幹事長は前半戦の結果を受けた自らの進退について

「辞任は全く考えていない」と語ったが、菅氏も含めた党執行部の責任に

知らん顔をするのだろうか。

 

   一方、菅首相が在日韓国人の男性から104万円の献金を受け取っていた

問題で、首相は3月14日に男性に全額を返還したというが、

何ら説明をしていない。

 

   政治資金規正法は外国人からの献金を禁じている。

前原誠司氏はこの問題で外相を辞任した。

違法性や政治的・道義的責任が厳しく問われる局面である。

 

   4選された石原氏は、選挙期間中も公務を優先させ、東京を起点とした

復興支援活動の陣頭指揮をとってきた。

 

   ≪自民は信頼回復めざせ≫

 

   震災被害の緊急対策事業として1千億円の財源を確保し、

都内の建築物の耐震化、高潮対策、震災時の帰宅困難者対策などを強化する

方針を打ち出した。

 

   現職の強みとはいえ、大震災に対する対応が「頼れる強力なリーダー」を

求めた有権者に評価されたとみられる。

 

   その首都・東京が大災害やテロに襲われた場合に備え、都民の安全と

首都機能をいかに守るかの危機管理・防災対策が、

4期目の石原都政の最大の課題である。

 

   都市機能の集中による壊滅的な打撃を避けるために、

一部の機能を東京から移すことなども、都と国で検討が必要になろう。

 

   3期12年の間に行われた都立高の学区全廃、道徳教育の充実、国旗・

国歌の指導徹底などの教育改革はさらに進めてほしい。

石原氏の強い指導力を期待したい。

 

   注目された地域政党では、橋下徹大阪府知事率いる大阪維新の会が大きく

議席を伸ばし、府議会、大阪市議会ともに第一党に躍進した。

市議会では過半数に達せず、府市を再編する「大阪都構想」の

実現にはなおハードルがあるが、弾みがついたといえる。

 

 自民党は公明党の協力などを生かし、知事選などで勝利を重ねたものの、

政権交代の受け皿として国民の信頼を完全に回復したわけではない。

 

   国家の危機を乗り切ることができる責任政党としての存在感を、

いかに示すかが試されている。

 

 

 

           2011413日 日本で北欧型の福祉国家は成立するか 

                    〜信頼と政府の規模〜

 

   大きな政府と小さな政府との議論であるが、どうも日本ではどちらも

当てはまらないようだ。

日本人特有の中庸の思想がその中にあるからだ。

すなわち中規模福祉国家が理想とみた。

中規模福祉国家では競争は、そこそこ行われるし、競争についていけない

弱者には国家が面倒をみるという予防線を設けておくことで、

社会の不満を解消できる。

人間が本来持つ競争意識、向上意識も刺激することができる。

だから左翼政府(民主党など)が目指す北欧型福祉国家は間違いなのです。

理想を持つのを悪いと言っているのではない。非現実的だと言っているのだ。

日本人にはなじまないと言っているのだ。

なじまないことを押し付けると、社会のひずみが来る。

それでも分からずに理想だけ押し付けようとするから国民の

支持を失うのです。

その結果増税は受け入れられず、福祉だけが独り歩きするから、

国はますます苦しくなり、赤字国債を増発することで、

 

もう十分福祉は満たされています。これ以上福祉を望むのなら、大幅な増税を

受け入れなければならないのです。

さてどちらがいいですか?

福祉を受けるだけで負担はしないというのなら、この辺で福祉は

止めておくべきでしょう。

 

 

 

大きな政府か小さな政府かという議論はよくある。

 

個人的には小さな政府を支持しているのは言うまでもない。しかし、

政府の規模というのは非常にあいまいな概念である。

また、政府支出が多くても規制を減らしより市場機能を

生かそうとしている国もあれば、そうでない国もある。

 

ある意味ではこの話題は神学論争であると僕は思っている。

 

日本では引き続き北欧型の福祉国家に対する憧れが強い。

しかし、もし、ただ単に政府の社会福祉を増やしただけでは、

うまくいかないのは容易に想像できる。

            

ギリシアなどの南欧の国を見るまでもなく、フリーライダーの存在が

政府の規模を拡大させ、一方で租税回避などの無責任な行動によって

税収が落ち込み国が成り立たなくなるからである。

 

福祉国家が成り立つには社会福祉を受ける側がその理念に

沿ったようにお金を使うことが求められるし、成りすましなどの

不正行為が少ないことも必須条件である。

 

           

 

3つのグループができている。北欧型、アングロサクソン系+日本、

欧州大陸型である。

 

北欧の国々では、人々の間の信頼感が強いから、上記のような

フリーラーダーや不正行為の心配が少なくなり、規模の大きい

福祉国家が成立していると考えられる。

 

一方で、アングロサクソンの国家や日本では人々の間の信頼感は

中程度である。

その結果とは必ずしも言い切れないが、社会福祉への政府支出は小さく、

自己責任がより重視されている。

 

大陸型国家はより他人への信頼感が小さい。

よって(おそらく)多くの人々は政府に頼る気持ちが強くなるの

かもしれない。

しかし、ひとたび間違えればギリシアのように破綻の淵に

追いやられることはいうまでもない。

          

また、信頼がないと市場での取引は成立しにくくなる。

北欧が実は市場経済重視であることやアングロサクソン国家や

日本が市場経済を重視していることはその辺りとも関係しているのかも

しれない。

 

一方で、欧州大陸の国々は規制重視である。

 

信頼と政府の規模・市場経済を重視するか否かの関係性はこのように

推測できるのかもしれない。

 

 

 

 

           2011412日原発 母の役割

   原発事故による危険表示がレベル5からレベル7に引き上げられた。

   このことはチェルノブイリ原発事故と同じレベルを示している。

   真に憂慮すべき段階なのです。

    すぐに炉心融解による爆発で放射能が大気中に拡散されてしまう

段階ではないが、現に水素爆発による建屋の爆発で、

放射能が拡散されているのです。

すぐに人体に影響あるレベルではないようだが、半径20キロメートルには

避難勧告も出ているし、30キロメートルには退避準備勧告も出ているのです。

   毎日このニュースで明け暮れている状況からして、子を持つ母親は

大変心配しているのです。

大人たちにとっては低レベルではそんなに気にならないのだが、

子供については、親は過剰な程、敏感になるのです。

それは仕方ないことで、母親の本能みたいなものです。

そのことを武田氏は述べています。

http://news.livedoor.com/article/detail/5479339/

            

武田邦彦

 

 

母ができることは限られている.

原発を運転できる訳でもなく、風向きを変えることもできない。

でも、母は全ての危険を「最小」にすることはできる。

時に、子を危険にさらすこともある。たとえ危険があっても子の

希望を叶えてあげたいと思うのも母である.

そんなとき、子を送り出した母は無事に帰ってくるまでただ神に祈る.

時に、隕石が落ちてくることもある。母は子を胸に抱いて運命を共にするが、

必ず隕石に背を向ける。それで子は母の愛を感じながら満足して身を委ねる.

 

母ができることは限られている.でも、子にとって母ができることは

無限であり、その中で安心して生を送るのだ。

・・・・・・・・・

できることと、できないことがあるが、子を守ることはできる。

           

          

1)母は「管理区域」の放射線を越える場所から、子を連れて避難する。

放射線の強さは最近1週間の平均が、1時間0.6マイクロシーベルト

である。

子の受ける放射線を自らはかれる場合はその値を、測れない場合は

その地域の発表値を使う.1時間0.6マイクロを越える場合、

場所によっては1年間1ミリシーベルトを越えることもあるが、

それぐらいは母の配慮で減らすことができる。

移動は連休明けまでを一つの目安にして、そこでもう一度考える.

(さまざまな理由で移動できない母は次へ進む。

1時間0.11マイクロを越え0.6マイクロまでの場所の母も同じ。

1時間に0.11マイクロ以下の母は

「食材以外」は普段通りで良い。)

 

2)食材を選ぶ。

(政府が「明日の風向き」を発表せず、メディアが「風評」という

用語を使い、スーパーが「基準以下の汚染の野菜」に「シーベルト表示」

(汚染度)をしない間」は次の行動をとる。)

イ.放射性ヨウ素が基準以下の野菜が、放射線量を表示せずに

スーパーで売られる危険性が高い。

ロ。産地は偽装されることが多い。

ハ。もし産地が判れば、茨城北部産、福島県東部、宮城県南部産の

食材は買わない。

          

もし「南部」「東部」が判らなければ茨城産、福島産、宮城産の

食材は買わない。野菜、鶏卵、肉の全ては同じである.二。

外国産、北海道産の食材を求める(残念ながら、現在では国産より

外国産が信頼できる。

(スーパーが放射線量を表示するようになったら)

福島東部産の野菜は安心です」などと

「言っていたスーパーなら疑い、消費者に放射性物質を含んでいるものは、

基準値以下でも売りません」と断言していたスーパーはやや信頼する.

(国が「明日の放射性物質飛散予想」を出すようになったら)表示を信じて、

放射性物質が表示され、かつそれがゼロの物だけ買う。

また、合理的な理由で、3月11日以前に収穫されたもの、

外国産、新潟、長野、静岡以南で生産されたもの、

日本海の魚ということがわかるものは購入する。

空気

マスクをできるだけさせる。この時期になると屋内屋外はあまり差がない。

あえて窓を開けない(黄砂が来たときと同じ防御をする)。外出すると

放射性物質(黄砂)が服についているので、自分を含めて家族の外出着は

できるだけ拭いて、玄関など普段、あまりいないところにかけておく.

 

 

4)水

福島県東部、茨城県南部以外の人は、「飲み水だけペットボトル」

の状態にする。福島県東部、茨城県南部の人は「計算値(後述)」を

用いる.水道局の発表を自ら、もしくは口コミで知っておく

(私はやや水は楽観している。心配な人は水道局の値を調べて、

「子供の総合的な被爆地」を計算する)。風呂、歯磨き、洗顔、

お米とぎ、調理、掃除などは福島県東部、茨城県北部以外は大丈夫.

天気予報に注意し、子供にかならず傘を持たせ、

危ないときにはビニールのカッパを使う.家に帰ったらすぐ脱がせて洗う。

         

           

5)家の中

床を綺麗に拭き掃除する(放射性物質は床に付着する)・・・

この時期はかなり大切!!。壁も時々、拭き掃除する(壁にも少し着く)。

子供が手にするおもちゃ、道具などを拭いておく.子供の服は外出から

帰ったときに、ごく簡単にティッシュで拭く

(黄砂を落とす感じ。屋外で)。

洗濯物は1時間に0.6マイクロシーベルト以下の地域は屋外、

それを越えている地域は屋内とする。

 

 

6)運動

運動は危険であるが、子にとっては人生そのものでもある。だから、

「危険を冒して送り出す」ことになる。1時間に1マイクロシーベルトを

越える地域では、合宿などあらゆる手段をとってもらうように頼む.

それ以外の地域でも、できるだけ先生、コーチに御願いして、

屋外の練習の時間を短くしてもらう.

 

        

7)学校

給食の「被曝量」の表示を求める.その時に「基準値以下」を「ゼロ」

にしないように求める。学校に、「放射線の測定の高さ」、

「内部被曝(校庭のホコリなど)」、給食、水道などの全活動を含んだ

「児童生徒の被曝量」を表示するように強く求める.教育委員会、

校長は信頼できないことが多い.教師と連帯する.

・・・・・・・・・

 

まだ、あるのですが、書く時間がなくなりましたので、また、追記します.

とりあえずのおおよその生活の指針になればと思います.また時期は

「今から連休明けまで」と「連休明けから」を区別してください。

ご苦労と思いますが、もうしばらく(福島原発から放射性物質がでている、

政府がまだ隠している、スーパーが汚染された食材を売ろうとしている、

海流の動きが不明である)、頑張ってください。

放射性物質は「半減期」がありますから、必ず近いうちに

「安心できる放射線量」になりますから、最初だけ頑張ってください。

 

 

 

 

 

           20114月 11日 民主党は災害復旧予算より子供手当が大事

   地方選挙で民主党は惨敗した。

   すべての知事選挙でも負けたのです。

   すでに国民の気持ちは民主党から離れているのは分かっていたのだが、

   民主党は認めようとしませんでした。

   民主党政権が指導力不足との指摘を国民は認めたのです。

   民主党政権から1日も早く大連立政権に移行して、菅首相を代えることが

国民のメッセージなのです。

以下の記事の様な事をしている時代遅れ政権は交代すべきでしょう。

それから東日本大災害に本格的に取り組むべきでしょう

 

 

今朝の産経新聞によれば、国会の自然休会に衆参議長が一致した。

これまで自民党の休会の提案に岡田幹事長は反対していた。

 13日のNHK「日曜討論」でも民主党の城島光力政調会長代理が

この期に及んで、まだ詐欺マニフェストの子供手当が無いと国民が

困ると主張していたのには呆れた。来年度の予算と予算関連法案を

通してから自民党の提案した緊急補正予算を討議すればいいというのである。

 枝野官房長官はたびたびテレビで記者会見するが、原発爆発についての

コメントは曖昧な上に二転三転。

東電は東電で突然、前日に計画停電のスケジュールを発表したが、

当日の今朝になって実施しないと訂正。

突然任命された蓮舫節電啓発担当大臣はその経緯を説明しようともしない。

至る所に民主党政権の危機管理能力の無さを露呈している。

            

 

NHK日曜討論(2011/3/13)

城島光力民主党政調会長代理は自民党の補正予算やたちあがれ

日本の片山寅之助 氏暫定予算の提案を拒否した。

    城島光力

「まあ、いろんな(野党の)ご意見を頂いた。とにかく国民生活最大の

危機だと思う。何とか救っていくというのが与野党を超えて政治の最大の

テーマだ。暫定予算という話もあったが、ここは暫定を組むのは

若干の時間が必要なので、国民が安心するためには暫定というより

一日も早く来年度の予算について成立をさせてから、

しっかりした補正予算を与野党協議して作っていくことが今、

最大(最善?)だと思っている」

 城島氏は討論の間中、右側の最前席に座って身体を中央の司会者に

向けている。与野党協力と言いつつ、身体は野党に対して

拒否反応を示しているようだ。

    片山虎之助氏のコメントをシカト?

http://blogs.yahoo.co.jp/blogger2005jp/62103210.html

            

政権担当経験の無い社民党、共産党、みんなの党の発言は

どうしても表面的になってしまうが、自民党の林芳正政調会長代理や

「たち日」の片山虎之助参議院幹事長の発言は具体的かつ建設的だった。

    片山氏は三つの問題のうちの一つとして福島原発の危険性に触れ、

    片山虎之助

「国民の一番の関心事は原発だ。情報開示をもっとしてもらわなければ

ならないが、何となく頼りない。発表の仕方、内容。

本当の事を言ってるのだろうかと。本当の事言うのが一番安心なのだ」

 亀井亜紀子(国民新党)

「私は与党だが、それでも情報が政府からなかなか出てこない。

原発の爆発もテレビで知った」

 民主党の城島議員は国会休会に反対し、子供手当が支給されないと

困る国民が居るのに休会するのかと反論。

林氏は政府の予算案そのものに賛成できないと言っていた。

 

 

 

「休会というのは国会議員が休むという事ではない。国会が政府を呼んで

質問して拘束するのを止めようという事だからいま一番大事なことだ。

政府は全力を上げて災害対策に当たってもらいたい。

『子供手当を含む子供が』と城島議員は言ったが、

そういう感触なのかとちょっとビックリした。多く聞こえてくるのは、

そういう事をやるよりもやはり災害対策とかライフラインとか

インフラをやろうということだ。自民党の修正案にはそういうものが

入っていた。国民のみなさんの声に耳を傾けるべきだ」

    えらい時に民主党政権になってしまったものだ。

いや寄せられた多くのコメントのように、村山政権と菅政権という

サヨク政権の時に災害が日本を襲うと言ったほうがいいかもしれない。

菅総理の国民への訴えは次のように言い変える事が出来る。

 「国民のみなさん、65年間でもっとも厳しい危機を迎えてますます

明らかになった無能な民主党政権を倒して、この危機を乗り越え、

よりよい日本を作り上げようではありませんか」

 

 

 

 

          201144日 課長が決めたことで知りませんでした、は通らない

     

     民主党という政権は実におかしい政党である。

   理にかなわないことを平気でするし、批判されても

      うそぶいているのです。

   恥も外聞もないのかと思われます。

   首相がどんなに批判されてもよそ向いているのだから、閣僚も

同じムジナ、なのでしょう。

自民党政権の時は批判されたら自分のプライドが許されないと

思った時はサッサと辞任していましたから、民主党政権の閣僚には

プライドがないのでしょう。

どうせ長くて2年後には無くなる政党なのだから今のうちに甘い汁を

吸っておきたいのかもしれません。

なんと幼稚で無策な政党なのでしょうね。

東北大災害の復興ができる政党とは到底思われません。

国難を乗り切るために自民党との大連立を説いているのだが、

無策な菅内閣では自民党が応じるとも思えませんね。

政治休戦に入っているがいずれ落ち着いたら民主党内閣が政治主導の

名のもとに政策が後手、後手になった責任は逃れられないと思いますね。

          

早川忠孝提供:早川忠孝の一念発起・日々新たなり

 

立場は異なるが、私は細川律夫氏は信頼の出来る政治家の一人だと

思っている。

 

同志ではないが、嘘を吐こうとするところがないのがいい。

 

部下の不始末を特に言上げず、すべては自分の責任だと認めるところは

組織の長として立派だと思う。

 

おそらく役所の中ではそういう細川氏を頼りにする人は少なくないはずだ。

 

細川氏とは、不審死・異常死の死因究明問題の勉強会などで一緒に

仕事をしてきたが、話が通じる大事な相手だと思っている。

 

その堅実な仕事ぶりは民主党の若い国家議員に是非見習って

もらいたいものだ。

           

そう思っている。

             

そのうえで申し上げる。

 

細川氏は、厚生労働大臣を自ら辞職するべきである。

 

現在問題となっている専業主婦の年金救済問題は、厚生労働省の

政務三役が政治主導の掛け声の中で進めてきたものであって、

絶対にこれを一担当課長の責任に転化してはならない。

今日、総務省の年金問題監視委員会が総務大臣に正式に意見書を提出する。

 

国民年金への切り替え手続きを怠ったために国民年金の受給権が

認められないいわゆる3号該当の主婦について、過去2年分の保険料を

追納すればそれ以前の未納なかったものとして全額年金の受給権を

認めるという趣旨の課長通知は正規の手続きで保険料を納めてきた人との

公平性を著しく欠くものでこれを無効として撤回し、新たに法による

救済手続きを整備すべき、というのがその意見書の骨子のようである。

 

細川氏は厚生労働大臣として、「課長がやったことで私は知らない」などと言うべきではない。

 

「秘書が、秘書が」で国会議員は自分の責任を逃れようとしてきたが、

今度は「課長が、課長が」では困る。

             

こういう新しい造語は流行らせてはならない。

 

細川氏としては本当は「前大臣が、前大臣が」と言いたいところだろうが、

これもぐっと我慢した方がいい。

 

皆、分かっていることだ。

 

そのうえで、組織の長、行政の長としての責任の取り方が

今問われているのである。

            

誤った政治主導の結果が、これである。

 

細川氏がここで辞めれば菅内閣はますますボロボロになるだろうが、これは仕方がないこと。

 

民主党内閣のダメなところを全部曝け出して、一からやり直せばいい。

 

駄目なものを如何にも立派なもののように装うことは、細川氏には

出来ないはずだ。

 

駄目なものは駄目、と認める勇気が新しいものを作る原動力になる。

 

皆さん、早く頭を丸めたらいい。  早川忠孝の一念発起・日々新たなり

   

早川忠孝

 

自民党所属の前衆議院議員、弁護士。

 

 

 

 

           20114月 1日 宮嶋茂樹 国難の保身・宣伝利用は国賊

   宮島氏が国民の意見を代弁しています。

   国民はイカっているのです。

   しかし多数の国民はマスコミが批判しないので、このようなものだと

従順に受け入れてもいます。

中身は知らないのだから、怒り様もないとも言えるのだが、

マスコミの力はこういうところにも表れて、菅民主党政権を批判するどころか、

大連立に反対する自民党への批判ともなっているのです。

大連立する前提として「民主党が上げるばらまき政策を改め、

復興支援のために税金を投入すべきだ」とする、当たり前の政策を提言し、

「それを受け入れたら連立に応じる」との自民党の態度は

まっとうなものなのです。

マスコミも大キャンペーンを張り、復興支援の大合唱をすべきなのに、

3者的態度で事態を報道するのみで、お得意の大衆扇動をしないのは

単に民主党を擁護するのみで、時の政権を批判することが、

マスコミの真髄ということを忘れている証拠なのです。

以下宮島氏の怒りの言葉を読んでください。

 

不詳宮嶋、東日本大震災発生以来、被災地暮らしである。

もはや取材どころではない。

しかし、そんな苦労なんぞ、家を、財産を、家族を奪われた

何十万人の被災者に比べれば何のことはない。

 

   今は現ヘタレ首相の無能ぶりはあえて問わん。

国民同士が、ののしりあっとる場合やないのである。

石油がほとんどないわが国の原発の是非も今はあえて問わん。

そんなことは福島第1原発を沈静化させ、コントロールできるように

なってから侃々諤々(かんかんがくがく)、やったらエエんや。

 

   この戦後最悪の国難、こういうときこそ国会議員のセンセイの出番である。

特に日頃ヒマを持てあまし、国のために何しとるか分からんセンセイ方、

被災地に出向いて、がれきのひとつでも片づけたらどうや? 

でもアカンで警備や送迎の車頼んだら。

それだけ行方不明者の捜索が遅れるんや、パフォーマンスはいらん。

こんな国難に立ち向かう今こそ、「真の英雄」と「口先だけの偽善者」を

見極める好機である。

            

   英雄とは、自ら名乗りでるどころか、その行為すら、

他人には語らないものである。

いま福島第1原発で生命をかけて懸命の作業にあたっとる自衛隊員、

警察官、消防官がまさしくそうである。

それにひきかえ、「国民の生活が第一」「友愛」などと口先だけの

政治家は何をしてくれたんや。

 

   勲章はそんな「物言わぬ英雄」にこそふさわしいんとちゃうか。

何もせずして何十年もバッジつけとっただけのセンセイ方には、

日頃の歳費だけでももったいないわ。

             

   ましてや不眠不休でがれきと格闘する若者たちを「暴力装置」などと

侮辱した輩(やから)がこのどさくさに紛れて官邸に復帰やと。

ハジを知らんのか!

           

      国難に乗じ、国民の犠牲を逆手に取り、おのれの自己保身、

宣伝につとめる輩を、 われわれ日本人は国賊と呼ぶんや。(カメラマン)

 

 

 

         

 

 

 

 

 

 

 

           

        

 

       

         

            

   

 

 

    

          

 

         

   

  

        

 

 

 

          

 

 

      

      

       

 

 

 

 

 

 

           

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

   

         

 

    

   

   

           

  

   

         

           

   

             

   

 

   

   

 

 

 

 

        

       

 

             

   

   

 

 

 

     

        

 

 

       

         

  

         

 

 

   

         

   

              

         

          

         

         

          

 

      

       

          

  

       

       

 

 

 

    

   マツダ商事

   熊本ライオンズ

       クラブ

   ジパングイズム

   アンコールワット

    江田工務店

    宅建多士会

  三浦一水

   木原 稔

  Google住所地図

 

  

  

 

 

 

 

 

 

Twitterボタン
Twitterブログパーツ

 

 

ステーキ&BAR


  ゑびす  
 

 

 

 

ミスターリースリー

 

 

 

 

松田社長の独り言ブログ